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装甲巡洋艦出雲

装甲巡洋艦出雲SOUKOUJUNYOKAN IZUMO

六六艦隊計画の一艦として英国アームストロング社で発注され、1900年(明治33年)に竣工、同年日本にやって来る。
日露戦争時は第二艦隊(巡洋艦隊)機関を務め、蔚山沖海戦ではウラジオ艦隊の装甲巡洋艦リューリクを撃沈。日本海海戦では出雲が姉妹艦磐手とともに活躍した。
第一次世界大戦では、米国と地中海に警備艦として派遣される。日中戦争では第三艦隊旗艦として上海を拠点に活動。1943年(昭和18年)以降は瀬戸内海で練習艦として運用された。1945年(昭和20年)7月24日に呉軍港空襲で米艦載機の攻撃を受け、転覆着底した。江田島市には、共に小用港沖で戦い戦没した戦艦「榛名」と合同の戦没者留魂碑が小用港沖を望む丘の上に建てられている。

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  • 全長

    121.92m

    全幅

    20.94m

  • 排水量

    9,750トン

    吃水

    7.37m

  • 最大速力

    20ノット

    最大出力

  • 乗員

    672名

  • 航続距離

  • 推進

  • 兵装
    20.3cm連装砲塔2基
    15.2cm単装速射砲14門
    12ポンド単装速射砲12門
    2.5ポンド単装速射砲8門
    45.7cm水中魚雷発射管単装4門
  • その他