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戦艦大和

戦艦大和SENKAN YAMATO

戦艦大和は、1941年(昭和16年)12月、呉海軍工廠で極秘裏に建造された。全長263m、唯一46センチ砲を搭載した世界最大の超弩級戦艦として知られる。ブロック工法の採用、速力向上をはかるための造波抵抗を打ち消す球状艦首(バルバス・バウ)、煙突などにおける蜂の巣構造の装甲、巨大な観測用の測距儀の装備など、当時の日本の最高の技術が駆使された。しかし昭和20年(1945年)4月7日、沖縄特攻作戦に向かう途上、天一号作戦により米艦載機の波状攻撃を受け沈没しました。

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  • 建造所

    呉海軍工廠

  • 建造費

    約137,802,000円(1936年3月 艦政本部試算)

  • 全長

    263m

    全幅

    38.9m

  • 排水量

    64,000(基準)トン

    吃水

    10.4m

  • 最大速力

    27.46(公試成績)ノット

    最大出力

    153,553馬力

  • 乗員

    竣工時:2,500名

  • 航続距離

    7,200海里(13,334km)/16ノット

  • 推進

  • 兵装
    (新造時)
    45口径46cm3連装砲塔[3]:3基
    60口径15.5cm3連装砲塔[4]:4基
    40口径12.7cm連装高角砲:6基
    25mm3連装機銃:8基
    13mm連装機銃:2基
  • その他