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戦艦伊勢

戦艦伊勢SENKAN ISE

当初は扶桑型戦艦の3番艦として建造が予定されていたが、扶桑型に欠陥が露呈したため再設計が行われ、準同型艦の伊勢型戦艦の一番艦として建造された。
1943年(昭和18年)11月には、姉妹艦の日向と共に後部主砲塔二基を撤去し、航空機用作業甲板、格納庫、カタパルトを設け、搭載機数22機という軽空母なみの航空打撃力を持つ航空戦艦へと改装される。
終戦間際には燃料不足で出撃することができず、呉にて「浮き砲台」として運用された。
最期は1945年(昭和20年)7月28日、アメリカ軍の空襲を受け、大破着底。終戦後、スクラップにされた。

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  • 艦種

    戦艦

  • 級名

    伊勢型

  • 全長

    219.62m

    全幅

    33.83m

  • 排水量

    38,662トン

    吃水

    9.03m

  • 最大速力

    25.31ノット

    最大出力

    81,050馬力

  • 乗員

    士官、兵員1,660名

  • 航続距離

    9,500海里/16ノット

  • 推進

  • 兵装
    四一式45口径連装砲 4基
    40口径八九式12.7cm高角砲(連装) 8基16門
    12cm 28連装噴進砲 6基
    九六式25mm 3連装高角機銃 31基、同単装11丁
  • 搭載機

    常用22機(カタパルト2基)

  • その他